こんにちは、編集長のマルオです。
光回線を検討する多くの方にとって「スマホセット割」は、大きな決め手のひとつです。広告でも「ネットとスマホをまとめるとお得!」という言葉が躍り、誰もが「セット割=必ず得するもの」と思い込んでしまいがちです。
でも、本当にそうでしょうか?
この記事では、「甘い果実のように見えるセット割の本質」を丁寧に解き明かしながら、家族内でスマホキャリアが違う場合に直面する悩み、そして見落とされがちな「キャッシュバック」という第三の選択肢まで含めて、あなたの最適な道を一緒に探っていきます。
「スマホセット割」という果実――本当の甘さと隠された種
「スマホセット割」は、一見すると美味しそうな果実です。例えばドコモ光を契約すればドコモスマホ料金が毎月割引、ソフトバンク光ならソフトバンクスマホ、auひかりならauスマホ……。広告で大きく示される「月額▲1,000円」といった数字は、非常に魅力的に見えます。
しかし、この果実を手に入れるには条件があります。
それは、「家族全員が同じキャリアのスマホを利用すること」です。
つまり、セット割を適用させるために、家族の誰かが本来は選ばなかったスマホキャリアへ無理に乗り換える必要が出てくる。ここに「我慢」という見えない代償が潜んでいるのです。
家族のキャリアがバラバラ――誰に合わせるべきか?
現場で、この「誰に合わせるか問題」で、ご家族が静かに頭を悩ませている、その空気を、私は本当にたくさん感じてきました。
「夫はドコモ、妻はソフトバンク、子どもは格安SIM……。誰に合わせればいいの?」
現場でよく聞くのが、この悩みです。
この問いに対して、多くの方は「とりあえず一番高いキャリアに合わせよう」と考えます。しかし、そこで発生するのが「不本意なキャリア選び」。本当は安い格安SIMを使いたかった家族が、割引のためだけに大手キャリアへ戻る……。結果的にセット割で得した分以上に、スマホ代の総額が高くなってしまうケースは珍しくありません。
つまり、セット割の果実を得るために、別のコストや不自由を背負っているかもしれないということです。
見落とされがちな「キャッシュバック」という逆転の発想

では、セット割が組めない家庭は不利なのでしょうか?
――いえ、むしろ逆です。「キャッシュバック」という戦略を使えば、セット割以上にコストを抑えることができるのです。
キャッシュバックは一度きり、でも威力は絶大
光回線には、新規契約や乗り換えで「数万円規模のキャッシュバック」が用意されていることがあります。例えば4万円のキャッシュバックを受け取った場合、2年間で割れば毎月1,600円分の割引効果になります。
(これは、例えるなら、2年間、毎月1,600円ずつ、お財布にお金を入れてもらえるのと同じことです。そう考えると、少しワクワクしませんか?)
シミュレーション例
ここで、私が現場でお客様と一緒に、よく行う簡単な「頭の体操」をしてみましょう。
条件 | セット割あり | キャッシュバック利用 |
---|---|---|
スマホ3回線(1人1,000円割引) | -3,000円/月(2年間で72,000円) | キャッシュバック40,000円 =実質 -1,600円/月換算 |
ただし家族の誰かが不本意にキャリア変更 | +格安SIMとの差額で負担増 |
このように、「割引がない=損」ではなく、「キャッシュバックを上手に活かせば、むしろ得になる」という逆転の発想が生まれるのです。
「ネットとスマホをまとめるとお得」――その言葉の本当の意味
広告でよく目にする「ネットとスマホをまとめるとお得」という言葉。
実際には「特定のキャリアに全員が合わせれば、分かりやすい割引が受けられる」という意味に過ぎません。
ですが、もしあなたの家庭が「家族 スマホ キャリア 違う」という状況であれば、無理にまとめるよりも、自由にキャリアを選び、光回線はキャッシュバックを戦略的に利用するという選択肢のほうが、家計にとって合理的で快適な可能性が高いのです。
まとめ――あなたの家庭に合った「果実」を選び取る
- スマホセット割は甘い果実に見えるが、家族に「我慢」を強いるリスクがある。
- 家族のキャリアが違うなら、無理に合わせず、それぞれが最適なスマホを選ぶ自由を大切にする。
- キャッシュバックを活用すれば、セット割を超える「実質割引効果」を得られる場合もある。
この記事は、あなたの旅路における一つの「道しるべ」です。
もし今「セット割が組めない」と悩んでいるなら、それは決して不利なことではありません。むしろ柔軟に選べる余地がある、という大きな強みです。
果実を選ぶのは、あなたとあなたの家族です。どうか甘さだけに惑わされず、自由で賢い選択を手に入れてください。
そして、この先の記事では、実際のキャッシュバック活用法や、主要キャリア・格安SIMとの組み合わせシミュレーションをさらに詳しく解説していきます。
あなたの最適な「通信費カルテ」を、一緒に描いていきましょう。ここまで歩んできた学びと、これから選び取る一歩一歩を、私は心から称え、そして温かく応援しています。
――編集長 マルオ
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