「周波数帯?バンド?なんだか難しそう…」と思ったことはありませんか。
今回は、その専門用語を、日常感覚でスッと理解できるようにお話しします。
あなたのスマホが話す“言語”と、通信会社との相性、そして日常のつながりやすさを支えるプラチナバンドの大切さを、楽しく、誠実に解説します。
バンドはスマホとキャリアの“言語”

スマホは電波という声で、キャリア(通信会社)と会話しています。
このときの文法や単語にあたるのが周波数帯(バンド)です。
キャリアごとに得意な“言語”は違います。たとえば:
- ドコモ語
- au語
- ソフトバンク語
- 楽天語
もしあなたのスマホが、そのキャリアの言語を話せなければ(対応バンドがなければ)、圏外になったり、速度が極端に落ちたりします。
プラチナバンドは“黄金の言語”
同じ言語の中でも、特に建物の奥や地下まで届く声があります。
携帯の世界では、それがプラチナバンドです。
プラチナバンドは低い周波数(700?900MHz帯)を使い、壁や障害物を回り込みやすく、郊外や地下でも届きやすい特性があります。
つまり、日常生活の「つながりやすさ」を底上げする最重要の言語なのです。
主要キャリアとサブブランドのバンド対応表
ここで、主要キャリアとそのサブブランドの主なバンド構成を一覧で整理します。
表の「準ずる」という表記は、基本的に同じバンドが利用できることを意味しますが、後ほどごく一部に存在する違いについて説明します。
キャリアグループ | サービス名 | 4G 主力バンド | 4G プラチナバンド | 5G 主力バンド (Sub6) |
---|---|---|---|---|
NTTドコモ | ドコモ | Band 1, 3 | Band 19 | n78, n79 |
ahamo | (ドコモに準ずる) | (ドコモに準ずる) | (ドコモに準ずる) | |
au (KDDI) | au | Band 1, 3 | Band 18, 26 | n77, n78 |
UQモバイル | (auに準ずる) | (auに準ずる) | (auに準ずる) | |
povo | (auに準ずる) | (auに準ずる) | (auに準ずる) | |
ソフトバンク | ソフトバンク | Band 1, 3, 8 | Band 8 | n77 |
ワイモバイル | (ソフトバンクに準ずる) | (ソフトバンクに準ずる) | (ソフトバンクに準ずる) | |
LINEMO | (ソフトバンクに準ずる) | (ソフトバンクに準ずる) | (ソフトバンクに準ずる) | |
楽天モバイル | 楽天モバイル | Band 3 | (パートナー回線のBand 18, 26) | n77 |
※本表は2025年8月時点の一般的な構成です。地域や時期、端末により利用可能なバンドが異なる場合があります。必ず各キャリア公式サイトで最新情報をご確認ください。
サブブランドとの小さな違い

ほとんど同じ道でも、ほんの少しだけ景色が違う。その小さな違いが、時には重要になります。
UQモバイルやワイモバイル、ahamoなどのサブブランドは、基本的に親会社と同じバンドを使えます。
しかし、ごく一部の特殊なバンド(言語)は使えない場合があります。
ほとんどの街中や住宅地では、この差は全く問題になりません。
ただし、山間部や特定の郊外など、ごく一部のエリアでほんの少しだけ繋がりやすさに差が出る可能性はゼロではありません。
これは、旅行や出張で特殊な地域に行く方や、電波環境が厳しい場所に住む方にとっては知っておく価値がある情報です。
5Gのn77 / n78 / n79も押さえておこう
5Gでは、日常利用の中心となるのがSub6と呼ばれる帯域です。
- n77:広いカバーと安定性(複数キャリアで利用)
- n78:高速通信と広範囲カバー(主にドコモ・au)
- n79:都市部中心、ドコモ独自運用
この3つのバンドが、5Gの日常的な通信品質を左右します。
端末購入前に、これらの対応有無も必ず確認しておきましょう。
まとめ:相性を知ることは安心への第一歩
バンドはスマホとキャリアの言語。
プラチナバンドは、その中でも「どこでも通じる黄金の言語」です。
そして、サブブランドは基本的に親会社と同じ言語を話せますが、ごくわずかな違いがあることも事実です。
この小さな違いを知っておくだけで、契約や端末選びで後悔する確率は大きく減ります。
あなたの生活スタイルに合わせて、最適な“会話相手”を選んでください。
本記事は一般的な技術情報を日常感覚で説明したものであり、実際の契約や利用環境によって結果は異なります。最終的な判断は公式情報に基づいて行ってください。
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