もう、考えるのに疲れた。そんな一言から始まった
「もう何でもいいです。一番安いのでお願いします」
その日、カウンターに座った年配の女性のお客様は、開口一番そうおっしゃいました。
パンフレットの山を前に、深いため息。説明を始めようとすると、「すみません、実は何社かまわってきて、もう頭が回らなくて…」と、申し訳なさそうに笑う。
目の前にいるのは、価格比較に疲れ果てた、ひとりの生活者。私はふと、パンフレットをすべて片付けて、こう尋ねました。
「もしよろしければ、今日はプランの話をするのはやめて、代わりに──最近スマホを使っていて、“楽しいな”って思ったこと、何かありますか?」
たった一つの問いかけで、空気が変わった
お客様は、少し驚いた顔をされて、考えるそぶり。
「ああ……そうですね。離れて暮らす孫がいて、月に一度くらい、ビデオ通話するのが楽しみなんです。あの子、最近ピアノを始めて、動画で見せてくれるの」
その時の笑顔は、価格を気にしていたときの硬い表情とはまったく違っていました。
お孫さんの成長、昔ご自身も弾いていた曲のこと、スマホ越しに“つながっている”実感──話は自然と広がっていきました。
お客様自身も気づいていなかった「本当の答え」
その時間の中で、私は確信しました。
この方にとって一番大事なのは「安さ」ではなく、大切な瞬間を、途切れさせずに見守れる安心感なのだと。
そのためには、通話が安定しているプラン、やや通信品質の高い回線をおすすめする方が、本当に満足いただけるはず。
「実は、少しだけ月額は上がるんですが、お孫さんとの時間を途切れさせないプランがあるんです。試してみませんか?」
お客様はしばらく考えて、そして静かにうなずきました。「それがいいです。ありがとう。そういう話、他ではしてくれなかったわ」
その選択の理由と、数週間後の再会
「毎月の出費が少し増えるのは正直、迷ったの。でもね、孫の顔を途中でフリーズせずに見られるって、それだけで、充分に価値がある気がしたのよ」
そう話してくださったお客様は、その後、新しいプランでの生活を始められました。
数週間後──
偶然、再び来店されたその方は、晴れやかな表情でこうおっしゃいました。
「この前のプラン、本当に良かったわ。お孫ちゃんがね、“もっとピアノ聴いて!”って、何度も弾いてくれるの。途切れないから、ずっと一緒にいるみたいで……あなたがすすめてくれたおかげよ、ありがとう」
その笑顔を見た瞬間、私は胸の奥が、じんわりと熱くなりました。
マルオから、あなたへ
「わたしにぴったりのプラン」を決めるうえで、最も大切なのは、料金の比較でも、通信速度の数値でもありません。
“あなたの暮らしの中で、大切にしたい時間は何か?”──その問いかけこそが、最適な答えを導くスタートラインになる。
この出来事こそが、私たちのサイト「マルオと作る、わたしの通信費カルテ」の原点です。
私たちがカルテ作りで目指すのは、一番“安い”プランを見つけることではありません。
あなたの人生にとって、一番“大切”なものを守れるプランを、一緒に見つけ出すことです。
もしあなたも、「もう何でもいいや」と感じているのなら、大丈夫。焦らなくていいんです。
まずは今日、「あなたにとって楽しい時間って、どんなときですか?」という、たった一つの問いから、始めてみませんか。
▶ 次の一歩:「わたしの通信費カルテ」を一緒に作ってみる

コメント
コメント一覧 (1件)
伝えたいことや重要点がしっかりわかる文で
読みやすかったです
自分の家族状況を考えて
見直すきっかけになりました!!